13 Queen of Wonds(ワンドクイーン )
【キーワード】 (正)魅力的 誠意 献身 前向き 自信 快活さ\t(逆)わがまま 嫉妬 気分屋 思い込みが強い 固定観念が強い 若しくは(正位置)の意味の弱小
(人物像)既婚の女性 キャリア・スキル・能力の高い女性、何らかの形で主導権を持っている女性
アップライト(正位置) | リバース(逆位置) | |
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愛情 | 活発で明るい女性 献身と誠意を持っている人 セックスアピールがある | わがまま 惑わす 思い通りにあやつる 嫉妬 疑う心が強い |
仕事・勉強 | 女性のリーダー 経営者 上司 与えられたチャンスを活かす | 扱いが難しい人 自信家 |
健康・人間関係 | 健康的、内にもみなぎる力 ポジティブ 自分に自信がある すぐ仲良くなれる 社交的 | 人の意見を聞かない 健康に対して過信する 自分を否定せず人のせいにする 極端なネガティブ・ポジティブ思考 |
金運 | 楽観的 | 先のことを考えず浪費 計算高い |
スピリチュアル | 人の心を動かす力 | 人の心を動かす力が弱っている |
マインド
クイーンの象徴しているエネルギーにインスパイアされ、自分はどうすればいいのかを迷っている。決心はあるが、それが正しいのかどうか聞きたい。もしくは相談者の人物像。
【説明】
ワンドのクイーンのドレス、王冠、ピラミッド、ひまわり バックの赤いライオンなどは「太陽」をイメージしたものです。
黒猫については諸説ありますが、1900年代の美術背景に影響を受けているのでしょう。
他のクイーンの顔は横向きですがワンドのクイーンは正面を見据えています。キングと同じくらいの強い権力を持つ証です。
女性でありながら情熱的で活力、精力の旺盛な権力者として描かれています。
ワンドのスートは「前進」「成長」「発展」という精神性を強く秘めたカードですからワンドのクイーンは社会の中で強く生きる女性を描いているとも言えます。
ワンドの性質は西洋占星術での火のエレメント(牡羊座・獅子座・射手座)を表しています。
火のエレメントは、激しく、強く、チームワークを大切にする、リーダーシップのある優れた指導者になるといわれますが、行き過ぎると自己中心的、ワンマン、独裁的といえるでしょう。
ソードのクイーンの様に女としての賢さや理解力を持ち、カップのクイーンの様に共感力があり柔軟性もあります。ペンタクルスのクイーンの様に現実を見据えて母や妻として家庭を支えるという仕事も担います。
タロットカードの中では幅の広い意味を持つカードになりますが、相談者の問いに答えるだけでなく占い師にとっても「よすが」となるカードになると思います。
職場やグループ、家庭内や恋人関係で主導権を持っている女性である場合、このカードが出やすい傾向にあります。
クイーンの持つエネルギーとは、人生に対してポジティブな考え方があり、自分をアピールする行動、内向的な性質で誠実であり、自分自身に自信があるというものです。女性としては理想的な人格者
男性の場合、助け合う思考や仲間意識の強い【女性性】の強いリーダー気質が考えられます。
【リーディング】
まさにあなたにもワンドのクイーンの様に自信を持って、自分の人生に対してポジティブな考えや感じ方をして欲しいとタロットカードは告げています。
正位置にあるような行動や考え方の選択をしていますか?自分を信じていますか?信じるためには、何をどうすればいいのかを占っていきます。
カードが象徴しているエネルギーが今の相談者にとって大切な意味があるということです。